グレッグ「精神を統一させる香だ」

ケンゾープールオム(ケンゾー)
グレッグのイメージの香水
朝もやのけぶる竹林の中を歩くとこの香りを感じることができるだろう。
どこまでも静謐(せいひつ)で、精神的な、渋いながらもさわやかさを感じる香水。
しめった緑の苔と、無言でたたずむ岩肌を連想させる。
身につければ、目の前に水墨画の世界が広がるだろう。アジア限定の香りというのもポイント。


サラ「奇跡を起こすのは、わ・た・し! なーんて♪」

ミ・ラ・ク(ランコム)
サラのイメージの香水
自らの手で奇跡を起こす! そんな気概をもった強い女性に似合う香り。
すっきりとした中にも、ライチうやフリージアが可愛らしさをそえる。
強くてキュートでチャーミング。まさに、サラのためにあつらえられた香水(笑)
奇跡を起こす香りをまとい、お喋りすれば今日からあなたもサラになれる!?


カザ「故郷が忍ばれる、な・・・」

エンヴィフォーメン(グッチ)
カザのイメージの香水
グリーン系の香りに繊細な花々が見え隠れする少しオリエンタルな雰囲気の香水。
少々癖があるが、香りはどこまでも上品である。
森の梢からしたたった朝露が、ひっそりと咲く花の上ではじけたような風情が漂う。
絡み合う香りをひもとくと、そこにかの人の真の姿が見えてくるだろう。


キラ「グレッグ、キラに似合うかしら」

チェリーブロッサム(ゲラン)
キラ(ヒナ)のイメージの香水
桜をイメージして作られた香水。桜咲き誇るエンジュニ住まう少女にこそふさわしい。
始めはほのかにグリーンティの香りが漂い、それがゆっくりと満開のソメイヨシノを思わせる香りへ。
最後はさくらんぼの香りへと愛らしく変化し、艶やかな少女の美しさを引き立てる。
雪の舞うドゥーハン。いつの日か、彼女が桜を連れてくる。


ユージン「私の永遠はあなたの物だ」

エタニティ(カルバンクライン)
ユージンのイメージの香水
本来は女性用の香水だが、つける量さえ間違えなければ男性が香らせてもしゃれている。
永遠の愛と結婚を象徴したこの香水には、とある国のロイヤルロマンスが隠れている。
白百合の香料が使われており、何故にユージンがこの香をまとうかは説明するまでもないだろう。
姿はなくとも愛しい人が、そこにはいるのだ。


アオバ「まあ、縁起かつぎってやつですか」

ショーグン(アランドロン)
アオバのイメージの香水
戦国時代の武将は、邪気を払うお守りとして菖蒲を身につけた。そんな逸話から生まれた香水である。
お守りの意味をこめ、刀をあずける腰にかすかにつける。
さりげなく使いやすいグリーンフローラルの香りは、心を爽快にし、やる気をひきおこしてくれるだろう。
ふとした拍子に香る菖蒲が、白刃と共にきらめく。


オルフェ「・・・二度は言わんぞ」

テンダーキス(ラリック)
オルフェのイメージの香水
テンダーキス、それは、優しいキスという意味。
ふとした瞬間に重なる唇は、甘いながらもピリリとした刺激を与えてくれるだろう。
この香水は、まさにそんな二面性をもった香り。女はいくつもの顔をもっているのだ。
フローラルとスパイスの二重奏は、「優しいキスを」と、ついお願いさせてしまう魔力を秘めている。


TOPへ   前へ   先頭へ